こんにちは、田中です。

今回のバイヤーの仕入れ活動は「100以上の歴史ある老舗ブランド『フレイコモ(FREY COMO)』」の紹介です。

シルクの名産地としての「コモ(Como)」

ミラノから電車で1時間のところにある北イタリアとスイスの国境付近に位置するコモ湖。ヨーロッパ各地から水上飛行機が飛来する、この大きな湖のある地方は、ハリウッドスターの別荘や高級ホテルの立つ高級リゾート地として知られています。

かつてはローマ王国の帝王やユリウス・マリウスと名だたる王侯貴族の屋敷がありました。
それと並んで世界的に有名なのが、シルクの名産地としてのコモ(Como)。
コモ産地のシルク製品は、ヨーロッパ繊維市場の約80%を占め世界中の多くのハイブランドが使っている「世界最高基準」と評されています。

16世紀から始まった子もコモシルクの歴史はヨーロッパの歴史と共にありました。

18世紀のコモ地区は、オーストリアの勢力下にありマリー・アントワネットの母としても知れる女帝マリア・テレジアによる養蚕育成・復興政策のおかげで大きな発展をとげます。

その後、イタリア統一されたことにより、シルク産業は一時、苦しい時代を迎えますが、技術や質の向上に務めた結果、それまで世界最高と言われていたフランスのリヨンに変わって西欧社会の中心地へと上り詰めます。

そんな伝統的な場所で創業された フレイコモ(FREY COMO)は、100年以上の歴史ある老舗中の老舗ブランドです

フレイコモ(FREY COMO)との出逢い

そんな老舗ブランドのフレイコモとの出逢いは、都内の展示会でフレイコモを見つけたことがきっかけです。

既に当社では他ブランドのスカーフを販売しておりましたが、
世界3大都市と呼ばれる有名なシルク織物の産地、横浜(日本)、リヨン(フランス)、イタリア(コモ)の1つであったこともあり興味を抱きました。

話を進めるとコモ(Como)の中でもフレイコモは創業100年の歴史をもつ老舗ブランドであることがわかり、最終的に取扱うことに至りました。

最後に

次回(後編)は、フレイコモの歴史や魅力について紹介します。
お楽しみに!

100年続く北イタリアの艶めくシルクスカーフ「フレイコモ(FREY COMO)」 後編
https://fashonablecormorants.com/buyer/freycomo-2/

▼フレイコモ(FREY COMO)に関するお問い合わせはこちら▼
https://fashonablecormorants.com/contact/

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