こんにちは峯岸です。

今回は革の手入れ方法についてお話します。

手入れ方法は何となく知っているけど具体的に「何を使ったらいいのか」「どれくらいの頻度でケアすれば良いか」などあまり知らない方も多いのではないでしょうか。

実際にお客様からの問い合わせで革の手入れ方法を聞かれることは少なくありません。
お客様から質問された時しっかりとフォローできていますか?
安心して購入できる・しっかりとしたアフターケアをしてくれる店舗というのはお客様からとても信頼してもらえます。

信頼してもらえれば自ずとリーピートに繋がりますので、是非正しい「革の手入れ方法」の知識を身につけましょう。

◆革を長持ちさせるために大事な手入れは保湿

お客様からよく頂く問合せの一つが「革製品を手入れするタイミング」です。
保湿といっても人間のように毎日する必要はありません。
ではベストなタイミングは??

それは手で触れた時に少しかさつきを感じた時です。
かさかさのまま放っておくとひび割れの原因になってしまうので
気づいたらすぐにケアしてあげましょう。

用意するもの
・クリーム
・馬毛ブラシ
・布
・防水スプレー

①最初はブラシで表面のホコリや汚れを優しく撫でて落とします。
この時強くこするとキズが付いてしまうので丁寧に行うのがポイント。

②表面が綺麗になったら、専用クリームを1円玉程度すくい、
布でうすーく伸ばして塗り込みます。
この時クリームが多すぎるとシミの原因になるので注意!

③乾いてから最後に防水スプレーをかけてあげれば雨や濡れた手で触ってしまった時も安心。

◆革を扱う上で注意すべきポイント3つ

1:水
革の一番の天敵は「」です。
濡れたままにするとシミなって変色したり表面がデコボコと隆起してしまうなどせっかくの本革が台無しになってしまします。

中でも普段の生活の中で一番気を付けたいのが雨。
靴や鞄は傘で濡れないよう頑張っても多少は濡れてしまいますよね。
そんな時のために防水スプレーを必ず使いましょう。

もし濡れてしまってもゴシゴシ拭くのはNG。
布などで優しくポンポンと水分を吸収させてましょう。

2:型崩れ
本革製品が型崩れすると、くたびれて見えてしまいます。
せっかくの上質な素材なのに、残念な見た目になってしまうのは悲しいですよね。
普段から使う時に形が変形しないよう気を付けて使うことが大切です。

もし型崩れしてしまったら、まず行うべき対策はオイルで革を柔らかくし、元の形になるように手で直していきましょう。

次にその形をキープさせるために鞄なら詰め物靴ならシューキーパーを入れて1-2日風通しの良い日陰に置いておくと原型に近づきます。

3:汚れ
インクなどの汚れの場合、革が吸収してしまうととても取りずらくなります。
もし、うっかりボールペンなどのインクを付けてしまった時は
すぐに専用のクリームを使って汚れを落とすことが大事です。
そのあとは日陰で少し乾かしてあげましょう。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。
このように店舗側がしっかりとした革や革の手入れの知識を持ち、カスタマーサポートが向上することによってリピーターファン作りに繋がります。
是非お客様への接客で役立てて下さいね。

▼お問い合わせはこちら▼
https://fashonablecormorants.com/contact/

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