こんにちは、栗原です。
今日は、マーケティングを成功させる秘訣についてお話ししたいと思います。

想像してみてください。
あなたが売り出したいポテトチップスがあるとします。

あなたはどのようにマーケティングを行いますか?

市場調査をしても売れない!?

まず、お菓子のカテゴリ、その中でもポテトチップスの商品をくまなく調査しますよね。
市場調査をしっかりとして、どの競合他社にも負けないポテトチップスが完成し販売がスタート。

ですが、自信満々で完成したポテトチップスは売れませんでした。

そんなときあなたはどうするでしょうか?
自分のマーケティングが悪かったのだろうか、市場調査が甘かったのだろうか・・・
色々なことを考えると思います。

ですが、ポテトチップスが売れなかった原因は、マーケティングが悪かったからではなく、
市場調査が甘かったからではないんです。

「マーケティング」の定義を間違って捉えていたからなんです。

マーケティングをするときは、消費者の「目標」を調査する

先ほどのポテトチップスの話に戻ります。
目の前に、あなたがマーケティングを手がけた商品Aと競合他社の商品Bがあるとします。

味、内容量も一緒、しかも価格は商品Aの方が安いのに、商品Bがバカ売れ。
なぜか?正解は、商品Bにはある特徴が2つあったから。

それは「パッケージ」「食べやすさ」

商品Bは筒状の容器に入っていて、なおかつ手に油がつきにくい。
これだけで、商品Bはバカ売れしました。

しかも、車の免許を持っている人に。

商品Bを購入した消費者はほぼ100%、車を運転する人だったのです。
筒状の容器に入っていれば、バラバラしないで1枚ずつ食べることができるし、
油がつきにくければ運転していても手がベタベタすることなく、運転しやすい。

この消費者の目標に沿っていたから、商品Bはバカ売れしたのです。

商品カテゴリの調査だけではなく、この商品を誰に買って欲しいかをちゃんと調査していたから。
消費者の「目標」に沿った商品を作り上げたので、結果的に味、容量が全く同じ商品Aに勝つことができたのです。

ポテトチップスの例のように、
他の商品をしのぐ、消費者に喜んでもらう「仕事」をするだけで、
消費者に選ばれる商品になることができる
のです。

マーケティングをするときは、商品カテゴリだけにとらわれずに、
消費者の「目標」を調査する。

そして、その消費者の目標を達成できる「仕事」をできる商品を作り上げる。
これこそが、消費者に選ばれる商品を生み出すマーケティングなのです。

最後に

ライバルを凌ぐクオリティの商品を作り上げたとしても、消費者に選ばれなければ意味がないということですね。
ターゲット消費者層のニーズも徹底的にリサーチして、
「これが欲しかった!」と言ってもらえるようなマーケティングを目指しましょう。

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