こんにちは、栗原です。
今日は団塊世代の準拠枠についてお話したいと思います。

いつの世代も、その世代間でだけの共通認識や
流行などは存在します。
CMで流行ったキャッチコピーや、政治家の失言、
テレビ番組のフレーズなど。

また、当たり前のことですが、
経験してきた社会的な出来事も世代間で共通しており、
それらはその世代の人間の準拠枠(物事を認識し判断・解釈する基準、枠組み)を
形成しています。

団塊世代の準拠枠

初の戦後世代で、まだ混乱期のなかに産まれ、
膨大な人数のなか高度経済成長期を迎え、エネルギー革命の影響から集団就職もあり、
学生運動・全共闘運動が勃発。
あさま山荘事件が起こり、内ゲバ、リンチが横行し、過激派が沈静化。
ジーンズやミニスカートなど欧米のスタイルを取り入れた若者文化が流行り出し、
働き盛りにバブル突入、バブル崩壊。

例えば団塊の世代はだいたいの人が
このような社会を経験してきています。

多くの団塊の世代にとって、
がむしゃらに頑張れば(もしかしたら頑張らなくても)目に見える成功がついてきて、
それが人生における原動力として重要でした。


そうした準拠枠となりうる情報から、
この層に効果的な人間関係の形成方法がわかってきます。

団塊世代の人たちが求めるもの

団塊世代(シニア層)はあなたが自分の為に一生懸命働いてくれるかどうか
確認したいと思っています。
なぜなら勤勉さをとても重視するからです。

また、あなたという人間が、何かを達成し、認められているかどうかを知りたがります。
目標を達成し、人に認められる、ということを高く評価するからです。

その世代の準拠枠を構成する【人・場所・時期・出来事】を深く理解することで、
顧客が最も好む準拠枠にふさわしい感情の拠り所を、
社内環境・広告・マーケティング、営業トークに盛り込むことができます。
その結果、影響力の強い親密な関係を生み出す大きな機会を得ることが出来るのです。

最後に

各世代の特徴と傾向を歴史から分析することで、
もしかしたら今まで把握していなかった情報がわかるかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてください!

▼この記事に関してのお問い合わせはこちら▼
https://fashonablecormorants.com/contact/

記事を共有

Category

記事カテゴリー